屋根裏換気

換気棟の取付

屋根裏とは屋根と天井の間にある空間のことを言います。
屋根裏の内部は、真夏になりますと屋根からの熱が伝わり温室効果によって温度は70°近くまで上昇します。
また真冬は室内の暖房などにより、温かい空気は上へ行きたがる性質が作用して天井(屋根裏)の温度が上がります。
近年の建築様式の変化で気密性が高まった事により、この熱の逃げ場がなくなりました。
その為、冬は外気と内気の温度差により結露が発生しやすくなります。
屋根裏が結露する事により

・ カビが発生しやすくなる (人体に有害)
・ 木部が常に水分を帯びる (耐久年数の減少)
・ 天井にしみが発生する (美観の劣化)

などの症状が出てきます。
・・・・・良いことないですね。

この対策として

・ 屋根裏の通気を良くし、外部との温度差を縮める

事が重要となります。
最近の家には屋根工事に付帯工事として棟換気を取付るのが当たり前となりましたが
気密性を重視し始めた初期には事例の少なさも有り、コストを下げる等の理由により取付しない物件が多々有りました。

また真夏は天井裏の温度が高いために冷房効率も悪くなります
その対策として

・ 屋根材の遮熱性を上げる (熱吸収率を下げる)
・ 屋根裏の通気を良くし、外部との温度差を縮める

 

・・・・屋根裏換気は大事ですね。
そこでタイトルに有ります棟換気の取付です。
棟換気とは、暖かい空気は上に行くという性質を利用し、屋根の頂上付近に通気の穴を開け
暖かい空気を逃がすという自然換気方式です。
一度取り付ければ、電気を必要としないので経済的で、工事費も4万円からと対費用効果もバッチリです。

弊社では、多種多様な換気製品を厳選し、お客様の建物にあった換気製品の取付けを承ります。
お気軽にご相談下さい。

棟際に開口を作り空気が出るように加工します。
雨水が侵入しにくいように作られた部材を取付けて完了。
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